近年ペットの寿命は伸びており、高齢化に伴い心臓病も増加しています。命に関わる疾患としては犬で腫瘍につぎ第2位、猫で泌尿器、腫瘍につぎ第3位となっています。 心臓病は病気によって予後が大きく異なるため、レントゲン検査や心臓超音波( エコー) 検査などを利用して正しく診断、評価を行うことが重要です。 適切な種類・容量の薬を服用できるようこまめな調整をしたり、必要に応じて手術の適応を判断したりすることが動物のQOL 上昇につながります。
何らかの原因で肺動脈の圧力が持続的に高まり心臓に負担がかかった結果、浮腫や腹水などの右心不全や咳、呼吸困難、失神、チアノーゼなどの症状を起こします。 人間の臨床分類に基づきアメリカ獣医内科学学会(ACVIM) によってガイドラインが制定されていますが、 まだ明らかになっていないことも多く診断が難しいため、可能な限り原因の絞り込みを行い治療を考えて行く必要があります。